フリーエンジニアの生産性向上は経営効率化

会社員のエンジニアとして仕事をしている時は、仕事の生産性を上げろと言われたら、エンジニアとして行っている開発業務の中でどのように効率的に仕事を進めるかを考えていたはずです。
しかし、会社を辞めて独立してフリーエンジニアとしてやっていくようになったら、その生産の効率を上げる対象は一気に広がります。
フリーランスは経営者ですから、生産性を上げることは経営効率を高めることを指すと理解する必要があるでしょう。そのため、エンジニアの本業のスキルを上げることによって業務効率を上げるだけでなく、スケジュールの組み方を工夫するスキルを身に着けることで多くの仕事をこなせるようになるという効率化も考えられます。また、問い合わせ対応に対し、メールのテンプレートをあらかじめ作って返信にかかる時間を短縮するといったスキルも役に立つでしょう。

生産効率を高める重要な共通ポイントは時間です。
フリーエンジニアは個人事業主ですから、最大の経営資源は自分の持っている時間であると考えることが必要だという考え方もあります。そして、本業である開発行為以外の業務に関する時間は、付加価値をあまり生まない可能性がありますので、できるだけ短い時間で対処し、本業の開発行為に余裕を持って使える時間を残すということが、フリーエンジニアの生産性向上を成功させるポイントではないでしょうか。そのため、間接業務に関するスキルを高める努力も独立当初は大事かもしれません。

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